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2024.10.28

闇バイト、AIが検知 ディップ、単発バイト仲介で

ディップは単発で短時間働く「スポットワーク」の求人サービスで、特殊詐欺や強盗の実行犯を募る「闇バイト」を検知するツールを11月中に導入する。生成AI(人工知能)を使って求人内容を自動で審査する。疑わしい求人があれば、掲載企業に確認したうえで公開を取りやめるなどの対応をとる。
2024.10.26

フリーランスのリスキリング支援 厚労省 来年10月に融資制度

厚生労働省はフリーランスのリスキリング(学び直し)を支援する。2025年10月に融資制度を設けて、学費や生活費に充てる資金を貸し出す。雇用保険に加入する会社員以外も支え、すべての働き手に対して技能向上の機会をつくる狙いがある。
2024.10.26

男性育休「長く取得」支援  サッポロ、同僚に賞与 SOMPO系は本人にギフト 

企業が男性社員の長期の育児休業取得を目標に掲げ始めた。サッポロビールは育休を1カ月以上取得すると周囲の同僚社員に賞与で還元する仕組みを導入した。SOMPOひまわり生命保険は長期の育休取得を支援する取り組みを始めた。若手社員では長く育休を取りたいとする意向は強い。企業は性別に関わらず仕事と家庭が両立しやすい環境を整え、優秀な人材の確保につなげる。
2024.10.26

自衛官待遇 、民間水準へ 初の閣僚会議 省庁横断で給与上げ 再就職支援、組織発足も

防衛力強化に必要な自衛隊の処遇改善に向けて、石破茂首相が議長を務める閣僚会議が25日に初会合を開いた。自衛官の担い手不足の解消をめざし、給与水準の向上や働き方の改善、再就職支援をはじめとする改革の方向性を年内にまとめる。
2024.10.26

21年卒の離職率34.9% 16年ぶり高水準、転職増加

厚生労働省は25日、2021年に大学を卒業して就職した人のうち、3年以内に仕事を辞めた人の割合が前の年から2.6ポイント高い34.9%だったと発表した。05年卒以来、16年ぶりの高水準だった。新型コロナウイルス禍を経て、転職をする人の割合が増えたことが影響した。
2024.10.25

ドローンで高画質映像、建設や農業効率化 総務省、周波数解禁

ドローン(小型無人機)を活用する裾野が2025年春にも広がる。ドローンで高画質映像の中継が可能になる周波数帯を上空でも使えるよう総務省が解禁する。安価な中国製が席巻するなか、高性能な国産品の開発促進や普及につながる期待もある。
2024.10.25

薬の流通情報、素早く把握 新システムで医療機関に発信 厚労省、供給不安の解消後押し 出荷制限なお2割

厚生労働省は医薬品の供給状況を迅速に把握できるシステムを2025年度にも構築する。薬の供給不安は4年近くに及び、9月時点で全医療用医薬品の2割が出荷制限や停止になっている。医療機関、製薬会社に速やかに情報が届くようにして、増産や過剰在庫の解消といった対策に役立ててもらう。
2024.10.25

〈ビジネスTODAY〉プロゲーマー、建機遠隔操作 大林組など競技会 人材不足打開へ「奇策」

大林組などは24日、建設機械を遠隔で操作する競技会を開いた。参加者はプロゲーマーや学生ら。建設会社のベテランと技術を競い、遠隔操作に適性を持つ人材を見極める。オフィスで建機を操る技術が普及すれば、小柄な女性や障害者、高齢者にも雇用の間口が拡大する。
2024.10.25

NEO-COMPANY 解なき世界で 出世で「一獲千金」の夢 役員・従業員の報酬差ランキング トヨタやLINEヤフー上位

日本企業で役員と一般社員との報酬差が広がっている。日本経済新聞社が東証株価指数(TOPIX)500構成銘柄を対象に算出したところ、LINEヤフーで130倍も報酬差があった。差が大きいほど出世をすれば稼げる。調査から日本の「一獲千金」企業が見えてきた。
2024.10.25

ネトフリ、日本で働き方改革 撮影時間に上限、パワハラ許さない 映像業界の慣習に外圧

米ネットフリックスが日本の映像制作の現場を変えつつある。国内でつくる実写映画・ドラマの本数が増えるなか、持続可能な撮影スケジュールや仕事仲間に敬意を払うトレーニングなどを取り入れてきた。長時間拘束やハラスメントを許さない環境で働きたいというスタッフや俳優も増え、日本企業も意識の変化を迫られつつある。
2024.10.25

〈採用状況調査から〉高卒内定達成率、80%割れ 3年連続素材・機械で奪い合い

日本経済新聞社がまとめた2025年度の採用状況調査で、25年春入社の高卒採用の計画達成度合いを示す充足率が75.7%と3年連続で80%を割った。少子高齢化が進む中、大卒に加えて高卒の取り込みを狙う企業が多く、計画達成は困難な情勢だ。素材や機械、サービスで人材の奪い合いになっている。
2024.10.25

西松建設、大卒初任給を30万円に 来年入社から 24年問題で10%賃上げも

西松建設は2025年4月に入社する総合職の大卒初任給を3万5000円引き上げ、前年度比約13%高い30万円とする。増額は3年連続。4月から基本給を一律に上げるベースアップ(ベア)と定期昇給(定昇)で平均10%超の賃上げを実施する会社方針も決めた。24年4月から設けられた残業時間の上限規制を受け、深刻化する人手不足の緩和を狙う。
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