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2024.03.14
「特定技能」の外国人人材による訪問介護、来月解禁 厚労省
厚生労働省は外国人人材による訪問介護サービスについて、4月から今は認めていない在留資格「特定技能」の人や技能実習生も参入できるようにする。複数の要件を満たした場合に従事できるようにして、訪問介護の人手不足の緩和を目指す。
2025.03.14
(賃上げ2025)パート賃上げ、最高の6.53% UAゼンセン1次集計
流通や外食、繊維などの労働組合が加盟するUAゼンセンは13日、2025年春季労使交渉の妥結状況(1次集計)を発表した。制度昇給などを含むパートタイマー1人当たりの賃上げ率は6.53%(時給75.7円相当)だった。1次集計として過去最高で、正社員の賃上げ率を9年連続で上回った。
2025.03.14
介護装置 ラボで検証 ニチイ、入浴や服薬で導入しやすく 訪問スタッフ負担軽減
訪問介護サービス最大手のニチイ学館は、現場で使う先端の機器や装置を検証するための「介護ラボ」を開設する。自宅を訪問して介護サービスを提供する在宅介護の領域では、施設型の介護と比較してテクノロジーの導入が進んでいない。介護現場の人手不足を念頭に、機器の効率的な導入を進め、スタッフの負担軽減につなげる。
2025.03.14
クボタ5万人AI教育 全社員、マイクロソフトと提携
クボタは米マイクロソフトと提携し、海外のグループ会社を含む全従業員約5万2000人を対象に、人工知能(AI)の教育プログラムを始める。米オープンAIとマイクロソフトが提供するサービスをもとにした社内向けの生成AIツールを本格導入するほか、AI活用で新製品開発のリードタイム短縮も目指す。
2025.03.13
職場の熱中症対策、6月から義務化 厚労省、罰則付きで
厚生労働省の労働政策審議会の分科会は12日、熱中症対策を罰則付きで事業者に義務付ける省令案要綱を了承した。同省は4月上旬にも労働安全衛生規則を改正し、6月から施行する。同省によると、職場での熱中症の死者は2022年、23年にいずれも30人以上と深刻化しており、地球温暖化の傾向を踏まえ、対策が急務と判断した。
2025.03.13
賃上げ「5%以上」相次ぐ 春季交渉 トヨタや日立、過去最高
2025年の春季労使交渉は12日、集中回答日を迎えた。トヨタ自動車や日立製作所など主要製造業の6割が労働組合の賃上げ要求に対して満額以上の回答をした。多くの企業で連合が掲げた賃上げ率の要求方針「5%以上」を上回る。物価の上昇が続き、実質賃金は目減りしている。経済の好循環に向けて中小企業への波及が焦点になる。
2025.03.13
(社説)高い賃上げ定着へ労働改革と競争進めよ
2025年春の賃金交渉は12日に集中回答日を迎え、満額を含む高水準の回答が相次いだ。物価高を背景に始まった賃金上昇はまだ3年目だ。経済を成長軌道に乗せるために、労使は改革を進めて高い賃上げを定着させてほしい。
2025.03.13
賃上げ、物価高に届かず 中小の持続力課題に 伸び率、主要国で最低 民間予測
2025年春季労使交渉では高い水準の妥結が相次いだ。24年も高水準の賃上げを実現したが、物価上昇に賃上げが追いつかず実質賃金はマイナスだった。足元でも食品など物価高に歯止めがかからず、プラス転換への道のりは険しい。賃上げ持続には生産性の改善も欠かせない。
2025.03.13
リスキリング支援の融資、賃金1割増で5割免除
厚生労働省は12日、フリーランスのリスキリング(学び直し)を支援する新たな融資制度をまとめた。大学院や専門学校で学んでから会社に入り、賃金が1割以上増えた場合に残った債務の最大5割を免除する。
2025.03.12
外国人の育成就労、基本方針決定 3年で「特定技能」移行促す 人材確保狙う
政府は11日、外国人技能実習制度に代わる新制度「育成就労」の理念や基本的事項を定めた「基本方針」を閣議決定した。外国人の受け入れ数は日本国内の人手不足の状況を踏まえ、原則5年ごとに分野別に設定すると定めた。
2025.03.12
認知症でもあきらめない2 「働くわたし」当事者励ます
「認知症の人が働くのを初めて見た。どれもおいしそう」。通所介護施設「asahi横浜中西部」で開かれる年に1度のお祭り。認知症の当事者らがホットドッグや焼きそばなどの総菜を調理し販売したり、子どもに駄菓子を配布したりした。
2025.03.12
直前の採用中止、給与を全額補償 ディップの隙間バイト
ディップはスポットワークサービスで、事業主の都合で勤務開始の直前に採用を取りやめる場合、スポットワーカーに給与の全額を支払う仕組みを4月中に導入する。給与は事業主が負担する。2024年10月のサービス開始以降に、同様の理由で就業できなかった人に対しては、ディップが負担して給与を補填していく。