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2024.04.04

海外リモートワーク、制度づくりを EY税理士法人パートナー 藤井恵

コロナ禍以降、国内リモートワークだけでなく、海外リモートワークを検討している日本企業も増えている。日本本社が介在する海外リモートワークとしては、「日本の仕事を海外で行う」「海外の仕事を日本で行う」場合の2通りある。さらに特定国の拠点だけでなく複数国の拠点の業務を実施するケースもある。
2024.04.03

救急車到着、AIで早く 消防庁、熱中症など発生予測 気象・地形データ活用

総務省消防庁は救急車の到着時間を短縮するため人工知能(AI)を活用する。蓄積したデータや気象条件から救急需要を予測し体制を整える。先行導入した消防で119番から現場到着までの時間を短くする効果があった。全国の消防本部での導入を念頭にシステムを整備する方針だ。
2024.04.03

〈NEO-COMPANY〉ホワイトで勝てますか 社員の意欲、業績動かす

「ハードワークで勝つまでやる。ワークライフバランスなんて言ってると戦いに負ける」。ニデックの永守重信グローバルグループ代表は断じる。働き方改革関連法の施行から4月で5年、残業の減少など日本企業の働きやすさは高まった。ホワイト企業はモーレツ企業に勝てるのか。
2024.04.03

〈NEO-COMPANY〉モードチェンジ プラチナ移行で生き生きと成長 働きがい・働きやすさ両立 日本企業、最適解探る

頑張れば豊かになれる――。その希望がモーレツ企業で昼夜問わず働く社員の「働きがい」だった。この昭和的発想は平成の世に変質。「働きやすさ」を尊重するホワイト企業に脚光が当たる。その副作用か、企業と社員の関係は淡泊になってきた。令和の現在、働きがいと働きやすさを両立した「プラチナ」への進化が求められている。
2024.04.03

中小製造業、4%賃上げ 実質賃金、年後半にプラス見通し 物価上昇へ持続力焦点

中小製造業の労働組合を中心に構成する「ものづくり産業労働組合JAM」は2日、2024年の春季労使交渉で中小の3月末時点の賃上げ率が4.12%だったと発表した。賃上げ率は前年同期を0.64ポイント上回り、過去最高となる。5%以上の回答が相次いだ大手企業に続き、賃上げが中小にも波及してきた。
2024.04.03

〈働き方と年金〉広がる「ズレ」(中)「会社勤め」前提に限界 フリーランスなど制度手薄

フリーランスやギグワーカー。新しい働き方が広がっていても、公的年金は大きく分けて、会社員が入る厚生年金と自営業者らが入る国民年金の2種類しかない。
2024.04.03

コレクテスト、トレカAI鑑定を8種程度へ拡大 フリマ出品需要で

人工知能(AI)を使ったトレーディングカードの鑑定サービスを手掛けるコレクテスト(東京・大田)は、鑑定に対応するカードの種類を2倍にする。現状は人気カードゲーム「遊戯王」やポケモンカードなど4種類に対応しているが、2025年春をメドに8種類程度まで増やす。フリマサイトの売買での需要が膨らみ、個人の利用を取り込む。
2024.04.03

Sansan、関連契約書をひも付け表示 データベース新機能、更新の見落とし防ぐ

情報サービスのSansanは企業向け契約データベース「Contract One(コントラクトワン)」に、関連する契約書を自動でひも付けする機能を導入した。契約終了日などの情報を読み取り、契約状況を自動判定する機能も追加した。契約書の確認や更新業務の効率化に役立ててもらう。
2024.04.02

障害者雇用率引き上げ 多様性融合、成功例に学ぶ 上田晶美

全盲の美容師さんにヘッドスパを担当してもらった。ヘッドスパとは特別なトリートメントに頭部のマッサージなどがついたサービス。主に髪質改善のためだが、ぜいたくだと思ってそれまでしたことがなかった。
2024.04.02

非製造業、深まる人手不足 33年ぶり水準、企業業績の足かせに

今回の日銀短観では、非製造業の雇用人員判断指数(DI)がマイナス45と、1991年2月調査以来約33年ぶりの低水準に落ち込んだ。同DIはマイナスの値が大きいほど人手不足感が強いことを示す。宿泊業などでは人手不足が原因でインバウンド(訪日外国人)需要を取り込めないといった例が相次ぐ。企業業績や景気回復の足かせとなっている。
2024.04.02

空調・配管、自動で設計 アレント・高砂熱学 業務3割効率化へ

IT(情報技術)スタートアップのArent(アレント)と空調工事最大手の高砂熱学工業は、建築工事の設計データを自動で処理すると発表した。配管やダクトの配置設計など一部から始める。将来は人工知能(AI)を活用して、設計や見積もり、施工など高砂熱学工業の業務効率を3割以上高める。
2024.04.02

入社式、新人定着へ配慮 キユーピー、農作業や料理体験 日本製紙は海外候補生に確約

新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから初めての新年度スタートとなった1日、主要企業が入社式を開き新人を歓迎した。キユーピーは農作業体験で積極的に社内交流を促すほか、日本製紙は特定の新入社員を海外勤務の候補者と確約して育成する。人手不足が続く中、配属や育成のあり方を見直して定着につなげたい考えだ。
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