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2024.04.13

フリーランスの報酬減禁止 「買いたたき」も対策、1カ月以上契約で

公正取引委員会は12日、フリーランス保護法の施行令に関する意見募集(パブリックコメント)を始めた。11月1日に施行する。フリーランスと1カ月以上の取引契約を結んだ企業に対し、相場より著しく低い報酬にする「買いたたき行為」や契約した報酬からの減額を禁じると定めた。
2024.04.13

バイト時給1188円、3.9%高 3月、事務・専門職は過去最高 正社員と同待遇も

リクルートが12日発表した3月のアルバイト・パート募集時平均時給は、三大都市圏(首都圏、東海、関西)で前年同月比45円(3.9%)高い1188円だった。事務と専門職は過去最高額を更新した。春季労使交渉で大幅な賃上げが進む中、新年度に向けたアルバイト採用が本格化。時給の上昇に弾みがついている。

2024.04.12

日本版ライドシェア、56社参入 審査中は24社 国交省が公表

政府は11日の規制改革推進会議の作業部会で、一般ドライバーが有償で旅客を運ぶ「ライドシェア」について議論した。国土交通省は、8日に一部で解禁した「日本版ライドシェア」について、10日までに56社に許可を出し、24社を審査中だと公表した。
2024.04.12

〈社長100人アンケート〉残業時間「更に減らす」67% 上限規制5年、生産性向上機運一段と サービス質低下に懸念

社員の残業時間を短くする企業の動きが加速する。「社長100人アンケート」で今後の従業員の残業をどうするかを尋ねたところ、約7割が「更に減らす」と回答した。4月には運送ドライバーや建設業などの残業規制が適用された。デジタルツールの導入など、生産性の向上に向けた働き方の見直しが一段と進みそうだ。
2024.04.12

横浜銀、「変革人材」の応募枠 PR動画で通過→最終面接 来年新卒採用、多様な学生求める

地方銀行が新卒採用で既成概念にとらわれない新たな人材の獲得に動いている。横浜銀行は2025年入社の新卒採用から通常の応募枠だけでなく、変革マインドを持った人材を採用するための応募枠を新設した。採用競争が激しくなるなか、新たな取り組みで多様な学生をひきつけエントリーの裾野を広げる狙いもある。
2024.04.12

子どもの入学式に休み 育児・介護休業法審議入り 看護休暇を活用

子育てと仕事の両立を支援する育児・介護休業法改正案が11日の衆院本会議で審議入りした。子どもが病気やけがをした時に取得できる看護休暇を、入学式や入園式でも使えるようにする。男性の育児休業の取得も促す。
2024.04.12

就活の「ガクチカ」、AIが5分で生成 ハジマリがアプリ提供

人材サービスを手掛けるHajimari(ハジマリ、東京・渋谷)は、就職活動で学生がよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと(通称・ガクチカ)」を人工知能(AI)で自動生成するアプリの提供を始めたと発表した。LINEで質問に返答するだけで、ガクチカを作成できる。
2024.04.12

「駅すぱあと」のヴァル研究所、観光名所の混雑見える化 まず佐賀で周遊促す 防災にも活用

経路検索サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所(東京・杉並)は、観光や災害予防といった地方課題を解決するサービスを始めた。システム開発などの中堅企業と連合を組み、第1弾として佐賀県武雄市の人流データの基盤を開発した。スマートフォンなどで市内の名所の混雑状況を可視化し、観光客らが回遊しやすくする。
2024.04.11

不本意転勤なき職場 長短は 「先駆け」AIG損保の工夫

この春に転勤辞令を受けて、新天地で働き始めた会社員も多いだろう。そんな春の風物詩ともいえる転勤制度が曲がり角を迎えている。子育てや介護など個人のライフプランを尊重し、会社主導の転勤も見直す動きが出てきた。不本意転勤のない働き方とはどんなものなのか。先駆企業AIG損害保険の事例からその利点と課題を探った。
2024.04.11

「佐川AI」で運び方改革 仕分けや荷積み、8月にロボット導入 SGHD、運転手不足に先手

佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(HD)が宅配モデルの刷新に動く。人工知能(AI)が荷物の大きさを判別してトラックへの積み込みを自動化する。トラック運転手の時間外労働の規制強化で、運転手不足が懸念される。働き方だけでなく、人手に極力頼らない運び方の改革に乗り出した。

2024.04.11

外国籍の社員、母国でリモート 日立、人材を確保

日立製作所は日本で働く外国籍社員が母国でリモート勤務できる制度を導入する。買収した海外企業から幹部を登用するなど人事交流を進めるなか、数カ月間の一時帰国を希望する従業員も増えている。海外からでも働きやすくし、優秀な人材の確保につなげる。

2024.04.11

パソナ系、コールセンターに生成AI 業務時間3割減

パソナグループ傘下でコールセンター運営受託のビーウィズは、電話オペレーターの顧客対応業務に生成AI(人工知能)を導入する。通話後約30秒でやりとりを要約して、顧客管理システムに自動で記録する。1件の問い合わせにかかる業務時間を3割削減できると見込む。
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