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2025.04.08

冬ボーナス41.3万円 5人以上の事業所 24年2.5%増 飲食、人手不足で伸び

厚生労働省が7日に発表した2024年冬季賞与の集計によると、支給した事業所の1人あたりの平均額は41万3277円となり、前年から2.5%増えた。金額は08年以来、16年ぶりの高水準となった。飲食サービス業など人手不足の業種で伸びが目立った。
2025.04.08

客離れ兆候 AIで予知 楽天G、小売り・外食を支援 購買データで動向把握

楽天グループが取引先である小売りや外食企業の経営支援に人工知能(AI)の活用を進めている。保有する大量の顧客データや購買情報をAIで分析し客離れの兆候を予知、対応を促す取り組みだ。AIを基盤とした取引先との連携を通じて楽天経済圏の安定・拡大につなげる。
2025.04.08

介護職配置基準、過疎地で柔軟に 厚労省検討会

厚生労働省は過疎地で介護職員の配置基準緩和を検討する。中山間地などで介護人材の確保が難しくなっている。事業者同士で人材の行き来を柔軟にするなどし、サービス提供の維持を目指す。
2025.04.08

若手研究者の給与上げ 都立大が今年度 年間100万円増

東京都立大学は2025年度、若手研究者の給与を独自に年間約100万円増額する。同大学で雇用している日本学術振興会特別研究員の「PD」と「RPD」が対象。同大学で進めている「研究力強化推進プロジェクト」の一環とし、若手の待遇改善により研究者の採用力強化につなげる。
2025.04.07

実質賃金、2月1.2%減 2カ月連続マイナス コメ高騰など響く

厚生労働省が7日発表した2月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で1.2%減った。減少は2カ月連続。物価上昇に賃金の伸びが追いつかない状況を抜け出せずにいる。
2025.04.07

介護人材は確保できるの? 人手に限界、生産性向上カギ

高齢化が急速に進む日本で、高齢者に介護は十分に行き届くのでしょうか。人材確保の現状と課題を日比学くんと名瀬加奈さんが石塚由紀夫編集委員に聞きました。
2025.04.07

(社説)介護離職を経営リスクととらえ対策急げ

4月から介護離職を防ぐための雇用環境の整備が企業に義務付けられた。団塊の世代がすべて75歳以上になり、親などの介護と仕事の両立に悩む働き手は今後確実に増えるだろう。企業は介護離職を大きな経営リスクととらえ、対策を急いでほしい。
2025.04.07

脱「新卒一律」で即戦力採用 大和証券、初任給50万円も スシローは待遇学歴不問に

学生を一時期に同じ条件や待遇で採用する画一的な仕組みを見直す企業が増えている。国際競争が激化する中、自社に必要な能力を持つ即戦力のある人材を機動的に確保する必要に迫られているからだ。能力によって待遇に差をつけたり、1年を通じて新卒・既卒・学歴を問わず選考を実施したりと工夫して有望人材の囲い込みを急ぐ。
2025.04.07

足りぬ「ぽっぽや」 止まるローカル線 鉄道員の1割不足、バスと「二刀流」で採用

「ぽっぽや」の愛称で親しまれる鉄道員。2050年度には、鉄道運行に必要な鉄道員が2万4000人不足する可能性がある。すでに運転士を十分に確保できず、減便や運休せざるを得ないローカル線が増えつつある。地域の足を支えるローカル線維持に向けた改革には、一刻の遅延も許されない。
2025.04.07

精神障害者雇用、10年で5倍超 シダックス・NTTドコモ 昇進や育成で定着図る

精神障害者の雇用が広がっている。厚生労働省の調査によると雇用者数は10年で5倍以上に膨らんだ。長く働いてもらって職場の戦力に育てようと、昇進制度を設けたり、独自の人材育成プログラムを開始したりと、企業側の取り組みが進んでいる。
2025.04.05

〈賃上げ 2025〉UAゼンセン、パート時給70.1円上げ

流通や外食、繊維などの労働組合が加盟するUAゼンセンは4日、2025年の春季労使交渉の妥結状況(3次集計)を発表した。パートの時給の賃上げ額は70.1円と、12年の同団体結成後で過去最高だった。賃上げ率は6.08%と前年同期並みだったが、正社員の賃上げ率を10年連続で上回った。
2025.04.04

中小賃上げ、33年ぶり水準 平均5%、人材獲得厳しく

連合が3日発表した2025年春季労使交渉の第3回回答集計によると、中小企業の平均賃上げ率は5.0%と前年同時期を0.31ポイント上回った。1992年以来33年ぶりの高い水準だ。深刻な人手不足を背景に、経営が苦しくても積極的な賃上げを迫られている。
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