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2024.02.09

政府、「育成就労」の方針決定 外国人材、転職しやすく

政府は9日、首相官邸で外国人材の受け入れ・共生に関する関係閣僚会議を開き、技能実習に代わる新制度「育成就労」の方針を決定した。人材の育成と確保を目的とし、現在は原則認めていない転職をしやすくする。今国会に関連法の改正案を提出する予定だ。
2024.02.09

運送業「多重下請け」是正 元請けに管理簿義務化 政府、24年問題で法改正へ 利益確保と賃上げ促す

トラック運転手が不足する「2024年問題」を巡り、政府が物流関連2法を今国会で改正し、対策に乗り出す。輸送業務の委託を重ねる「多重下請け」を是正するため、元請け業者に取引管理簿の作成を義務づける。契約内容を明確にして下請け側が利益を確保しやすくし、運転手の賃上げを狙う。
2024.02.09

日商・連合、中小の価格転嫁で協力 春季交渉巡りトップ会談 政策支援、賃上げ持続左右

日本商工会議所と連合は8日、両トップが都内で会談し、2024年春季労使交渉を巡って意見交換した。24年は中小企業の賃上げが重要テーマとなり、政府や労使が原資を確保するための価格転嫁の促進をかかげる。日商と連合は大手企業と中小の交渉などで協力する方針を確認した。
2024.02.09

〈探訪 ググッと首都圏〉 ソニーシティみなとみらい(横浜市) 価値創造、交流をヒントに 事業・会社の枠超え刺激

ソニーグループが掲げる事業の枠を超えて相乗効果を生み出す「越境経営」。横浜市のみなとみらい21地区に2021年に開設した「ソニーシティみなとみらい」は社員が専門を超えて社内外とつながり、新しい価値を生み出すワークプレイスだ。
2024.02.09

日本ガイシ、新興と生成AI実験

日本ガイシと人工知能(AI)開発のストックマーク(東京・港)は8日、生成AIを用いて日本ガイシが持つ技術や製品の新規用途を探る実証実験を始めたと発表した。
2024.02.08

ワクワク働いていますか4 退職は一番の学び直し

健康機器大手タニタ(東京・板橋)で仕事をする吉田玄(仮名、30代)は午前8時に出勤する。メールを処理し、チームメンバーとの打ち合わせに参加。事業計画を考え残業までこなし、退社は午後9時ごろだ。「忙しいけど毎日が充実している」

2024.02.08

「転職で賃金増」最多35% リクルート23年調査 幅広い業種で上昇

リクルートは7日、同社のサービスを通じて2023年に転職した後に賃金が増えた人の割合が35.0%だったと発表した。22年の33.0%を超え、さかのぼることができる02年以降で最高となった。人手不足を背景に幅広い業種で募集や採用時の賃金が高まっている。

2024.02.08

保育士らの賃上げ検証 年1回報告義務付け データ開示で人手確保

こども家庭庁は2025年度から保育所などに職員の給与実態の報告を義務づける。データベースをつくり公表する。保育士らの処遇改善の取り組みを検証しやすくし、人材確保や「保育の質」の向上につなげる。
2024.02.08

〈2024日本政治への提言〉社会保障 第3号制度改革へ議論 横浜国立大教授 相馬直子氏

団塊の世代が全員75歳以上になる2025年が迫る。就職氷河期と重なった団塊ジュニア世代も40~50年に高齢期に入る。医療や年金のほか、介護や子ども・子育ても加えた全体像で社会保障制度を考える必要がある。

2024.02.08

流転のローソン、DX強者めざす KDDI参画、通信IT技術吸収 脱・業界3位へ先手

KDDIがローソンの経営に参画する。ローソンはコンビニエンスストア大手に成長したものの、勝ち切れないまま経営体制が再び変わることになる。通信やIT(情報技術)を中核とするKDDIと組み、実店舗とネットを融合させたデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指す。

2024.02.08

ライドシェア、制度設計へ議論 国交省が許可基準案

国土交通省は7日、一般ドライバーが有償で乗客を送迎する「ライドシェア」の限定解禁に向け、法人タクシー事業者向けに運営許可を出す際の基準案を示した。許可期間は2年とし、支払い方法は原則キャッシュレスとした。安全上の支障がないよう運転手の勤務時間把握も求めた。

2024.02.08

三井住友銀、マイナカードで口座開設 大手行で初

三井住友銀行は7日、マイナンバーカードの読み取りでオンライン口座開設時の本人確認ができるようにしたと発表した。従来は運転免許証や顔写真の撮影が必要だったが、スマートフォンでマイナカードのICチップを読み取って本人確認を完了する。まずスマホ上の総合金融サービス「Olive(オリーブ)」で導入した。

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