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2025.02.19
東急ホテルズ、韓国からインターン 訪日客増で
東急ホテルズ&リゾーツは大韓航空傘下の専門学校生のインターンシップを同社のホテルで受け入れる。サービス業への就職を目指す学生を対象とし、正規採用も視野に入れる。インバウンド(訪日外国人)需要が増すなか、多様な人材を確保する。
2025.02.18
パートの社会保険料肩代わり、企業に8割還付 厚労省、来年10月から
厚生労働省はパート従業員の社会保険料を会社が肩代わりできる特例を2026年10月から3年間の時限措置として実施する調整に入った。肩代わりした保険料の8割を企業に還付する方向だ。従業員50人以下の企業などを対象とし、財源は社会保険料をあてる。パート労働者の「働き控え」を防ぎたい考えだ。
2025.02.18
三井住友銀、8%賃上げへ 来年度、3年連続ベアも
三井住友銀行は2025年度に実質8%程度の賃上げを実施する方針だ。基本給を底上げするベースアップ(ベア)に加え、賞与や研修費などを増額する。7%程度だった24年度を上回り、01年の合併で三井住友銀が発足して以降、最高水準となる。
2025.02.18
〈賃上げ2025〉デンソー、早期満額回答 賃上げ・一時金 過去最高要求に
デンソーは17日、2025年春季労使交渉で、賃上げと一時金について労働組合の要求に満額回答した。労組側は賃金を一律に引き上げる「ベースアップ」と定期昇給に当たる分を含めた平均賃上げ額で月2万3500円、一時金で6.3カ月分(255万円に相当)といずれも過去最高の要求をしていた。
2025.02.18
バイト時給1220円 三大都市圏、1月3.4%高 飲食が販売上回る
リクルートが17日発表した1月のアルバイト・パート募集時平均時給は、三大都市圏(首都圏、東海、関西)で前年同月比40円(3.4%)高い1220円だった。年末年始の繁忙期を過ぎても活発な求人が続く。割安だった飲食の上昇が目立ち、販売関連を上回った。訪日客の拡大などで人手が不足している。
2025.02.17
在宅勤務が減らない謎 ビジネス・コラムニスト ピリタ・クラーク
オフィス回帰という大きな流れについて腑(ふ)に落ちないことがある。すべての企業が米ゴールドマン・サックスや米テスラのように週5日の出社を義務付けたわけではないが、この数年、あらゆる種類の大規模雇用主が在宅勤務のルールを厳しくしてきた。しかし奇妙なことがある。在宅勤務の水準が、統計上は相変わらず極めて安定しているのだ。
2025.02.17
〈多様性 私の視点〉子育て期の働き方、昇進に影響 東京大教授 山口慎太郎氏
女性の高学歴化と労働参加が進んでいるにもかかわらず、男女間の賃金格差は依然大きい。とりわけ、出産・育児を機に女性の賃金が低下する「子育てペナルティー」が格差の主な要因として指摘されている。このペナルティーがなぜ、どう生じるのか、十分な解明がなされていなかった。
2025.02.17
AIで広告審査 池田・染谷法律事務所
池田・染谷法律事務所(東京・千代田)は、法令違反につながりかねない広告の表記を人工知能(AI)でチェックできるサービスを始めた。説明や数字が商品・サービスの実態と一致しているかなど、企業が確認すべきリストを提示する。
2025.02.17
三井不動産リアルティ、休日出勤の負担軽減
三井不動産リアルティ(東京・千代田)は日曜・祝日の出勤日にかかる保育料の支援制度を導入した。小学6年生以下の子どもがいる社員が対象。休日保育やベビーシッター代などの実費を社員が申請し、会社が定める上限額まで給与として支給する。
2025.02.15
初任給上げ、企業の7割 平均額は9114円
帝国データバンクは14日、2025年4月入社の新卒社員の初任給を引き上げる企業の比率が71%に達するとの調査結果を発表した。引き上げ額の平均は9114円で、5割が1万円以上だった。物価高や人手不足を受け、若手の処遇を改善する動きが広がる。
2025.02.15
JFEエンジ、橋梁のボルト締めロボ 人手不足に対応
JFEエンジニアリングは2026年3月までに橋梁工事のボルト締めに自社開発したロボットを導入する。ボルト締めは自動運転で人間と同程度の速さで行い、作業員はボルトの設置と確認に専念することで、同作業に必要な人員を4割減らせる。建設作業員は高齢化が進んでおり、労働環境を改善しながら人手不足に対応する。
2025.02.15
大工不足、鈍い賃上げが影 物価高で住宅需要振るわず 納期10カ月遅れも 大手、待遇改善急ぐ
建設市場で大工の賃金上昇や待遇改善を課題と捉える意識が強まっている。足元の住宅価格の上昇には職人の人件費増加が影響しているが、それでも大工の賃金上昇は他業種に比べて緩やかなようだ。年収の伸び悩みは大工不足につながり、住宅の施工が遅れる例も目立ってきた。ハウスメーカーも対策を急ぐ。