NEWS

2024.04.13

JFE、製鉄所の基幹システム刷新 人手不足にらみ1200億円 DX推進、2年前倒し

JFEスチールは2026年3月期までに、国内製鉄所の基幹システムを人工知能(AI)を導入しやすいシステムに刷新する。投資総額は1200億円規模となる見込み。従来計画から刷新の完了時期を2年前倒しする。中長期的な人手不足が製造業の課題となるなか、製鉄現場へのIT(情報技術)の導入で生産性向上を急ぐ。
2024.04.13

「親不孝介護」のススメ 制度フル活用、仕事と両立を

働きながら親の介護をする「ワーキングケアラー」が増加している。2022年には介護や看護のために離職した人が10万人を超えた。「自分が何とかする」という強すぎる思いが、老いゆく親との関係を悪化させることもある。専門家は親と距離を保って支える〝親不孝介護〟を勧めている。
2024.04.13

職場に迫る介護クライシス

東京都内に住む「団塊ジュニア世代」の男性Aさんは51歳。車で2時間の故郷に80歳代の両親が暮らしている。内臓疾患の手術を何度か受けた父は、相次ぐ入院で足腰がすっかり弱ってしまった。筋力を回復させる散歩を心がけてはいるが、最近はもの忘れも多くなり、危なっかしくて目が離せない。
2024.04.13

教員「残業代」2.5倍以上に 中教審案、人材不足で50年ぶり増

公立学校教員の残業代の代わりに基本給の4%を上乗せする「教職調整額」について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)が現状の2.5倍以上となる基本給10%以上とする案を出す方向であることが12日、分かった。
2024.04.13

フリーランスの報酬減禁止 「買いたたき」も対策、1カ月以上契約で

公正取引委員会は12日、フリーランス保護法の施行令に関する意見募集(パブリックコメント)を始めた。11月1日に施行する。フリーランスと1カ月以上の取引契約を結んだ企業に対し、相場より著しく低い報酬にする「買いたたき行為」や契約した報酬からの減額を禁じると定めた。
2024.04.13

バイト時給1188円、3.9%高 3月、事務・専門職は過去最高 正社員と同待遇も

リクルートが12日発表した3月のアルバイト・パート募集時平均時給は、三大都市圏(首都圏、東海、関西)で前年同月比45円(3.9%)高い1188円だった。事務と専門職は過去最高額を更新した。春季労使交渉で大幅な賃上げが進む中、新年度に向けたアルバイト採用が本格化。時給の上昇に弾みがついている。

2024.04.12

日本版ライドシェア、56社参入 審査中は24社 国交省が公表

政府は11日の規制改革推進会議の作業部会で、一般ドライバーが有償で旅客を運ぶ「ライドシェア」について議論した。国土交通省は、8日に一部で解禁した「日本版ライドシェア」について、10日までに56社に許可を出し、24社を審査中だと公表した。
2024.04.12

〈社長100人アンケート〉残業時間「更に減らす」67% 上限規制5年、生産性向上機運一段と サービス質低下に懸念

社員の残業時間を短くする企業の動きが加速する。「社長100人アンケート」で今後の従業員の残業をどうするかを尋ねたところ、約7割が「更に減らす」と回答した。4月には運送ドライバーや建設業などの残業規制が適用された。デジタルツールの導入など、生産性の向上に向けた働き方の見直しが一段と進みそうだ。
2024.04.12

横浜銀、「変革人材」の応募枠 PR動画で通過→最終面接 来年新卒採用、多様な学生求める

地方銀行が新卒採用で既成概念にとらわれない新たな人材の獲得に動いている。横浜銀行は2025年入社の新卒採用から通常の応募枠だけでなく、変革マインドを持った人材を採用するための応募枠を新設した。採用競争が激しくなるなか、新たな取り組みで多様な学生をひきつけエントリーの裾野を広げる狙いもある。
2024.04.12

子どもの入学式に休み 育児・介護休業法審議入り 看護休暇を活用

子育てと仕事の両立を支援する育児・介護休業法改正案が11日の衆院本会議で審議入りした。子どもが病気やけがをした時に取得できる看護休暇を、入学式や入園式でも使えるようにする。男性の育児休業の取得も促す。
2024.04.12

就活の「ガクチカ」、AIが5分で生成 ハジマリがアプリ提供

人材サービスを手掛けるHajimari(ハジマリ、東京・渋谷)は、就職活動で学生がよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと(通称・ガクチカ)」を人工知能(AI)で自動生成するアプリの提供を始めたと発表した。LINEで質問に返答するだけで、ガクチカを作成できる。
2024.04.12

「駅すぱあと」のヴァル研究所、観光名所の混雑見える化 まず佐賀で周遊促す 防災にも活用

経路検索サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所(東京・杉並)は、観光や災害予防といった地方課題を解決するサービスを始めた。システム開発などの中堅企業と連合を組み、第1弾として佐賀県武雄市の人流データの基盤を開発した。スマートフォンなどで市内の名所の混雑状況を可視化し、観光客らが回遊しやすくする。
ページトップへ